ヨハン・ペラトーネル画伯は1986年にパリに生まれました。
父は世界的に活躍する作曲家という家庭環境に育ち
幼児期から自然にアートに親しみながら育ちました。
アーティストとしてのキャリアをスタートしたのは6歳のときで
このときすでに、現在の作品の原型とも言える街の風景をさかんにえがいていたそうです。
そして14歳のとき、彼の作品がある出版社のスタッフの目にとまります。
その人物は、フランスの有名なポストカード会社であるカルトダール社の編集者で
「もし私とやってみたいと思うなら
こういうものをこういう感じで描いてみないか……?」とアドバイス
それが契機と成り、ペラトーネル画伯はプロへの道を歩みだしたのでした。
その後さらに個人教授師事してさまざまな表現技法や素材の扱い方を磨き
20歳を迎えるころ本格的にプロとしてのスタートをきりました。
そしてさらに数年後、彼に大きな飛躍となるチャンスが訪れました。
パリのあるホテルに展示した作品がギャラリー関係者の目にとまり
それがメジャーデビューへのきっかけとなったのです。
フランスに限らず、新人画家がいきなりギャラリーと契約することはまずなく
多くの成功したアーティストたちも、最初はこうして
ホテルやレストランの壁面に作品を飾ってもらうところから
発掘されキャリアをスタートしています。
彼もまた、そうしたチャンスを確実に自分の味方につけることのできた
選ばれたアーティストの一人といってよいでしょう。
現在では海外のアートフェアにも招かれ
世界各国に多くの顧客を獲得するまでとなったペラトーネル画伯。
フランスを代表する歌手で、『アイドルを探せ』などのヒット曲で日本にもファンの多い
シルヴィー・ヴァルタン夫妻も、ペラトーネル作品の大の愛好者として知られています。